沿革

1964年(昭和39年) ベアリング素材用鋼管製造工程における諸機械加工専用機の設計・製作を目的とし、西部電機工業株式会社殿(大桑覚社長、現.西部電機株式会社)の協力を得て近藤儀三郎が 大阪市西区北堀江通に会社設立。(資本金500万円)
1965年(昭和40年)
  • ベアリングメーカーの要望により、小型両頭平面研削盤TSG-300型機を生産。
  • ラジアルボールベアリングの内・外輪溝超仕上機STK-80型 単軸全自動芯無超仕盤を完成し、販売開始。
  • AEROLIDE超仕上ユニットが完成。ASM-500型機としてベアリングメーカーに納入開始。
    弊社開発の超仕上ユニットやその他約30件について特許を取得し、ベアリング、自動車、航空機、重電、家電、時計、光学業界等の我国主要メーカーに納入。
1980年(昭和55年) 資本金を1,000万円に増資。
1982年(昭和57年) 芯無円筒超仕上盤の国内シェア80%以上を保持し、米国TIMKEN社と大量契約。
1984年(昭和59年) 本社を大阪市西区立売堀1丁目に移転。
1987年(昭和62年)
  • 従来の両頭平面研削盤には類のないNC制御による完全自動運転可能なTSG-455NC型機を開発。
  • ASM-500ZR型機によるスルーフィードでの円筒ころの外径クラウニング加工技術(パーシャルクラウニング、フルクラウニング)を確立。
1988年(昭和63年) ガソリンエンジン部品(フューエルインジェクション用バルブAss’y)向けの超仕上加工用STK-50FST型機を開発。
1993年(平成5年) 高精度加工法と独自の技術を開発すべく、研究センターを大阪市西区新町1丁目に開設。
1999年(平成11年) 本社を大阪市西区北堀江2丁目に移転。
2000年(平成12年)
  • TSG-300ZNC型機によりフェルールの片面研削加工を実現。
  • サイクルタイム8秒以下、且つ球面形状精度が0.5μm以下のフェルール端面Pre-dome加工を完成し、画期的な超仕上盤STK-50SR-A型機の販売を開始、他社に追随を許さない超精密加工、販売実績を記録。2002年にコンパクトサイズのSTK-20SR型機を発表。
  • ISO9001認証を取得。
  • STK-20FSD型機により、HDD流体動圧軸フランジ両端面の超精密(超仕上)高能率加工を実現。さらにマシンサイズをコンパクト化したSTK-20FSDM型機を2003年(平成15年)に開発。
2002年(平成14年) スルーフィードタイプ、スフェリカルエンドの超仕上盤EL-180Z型機を開発。
テーパころ大端面の高速・高精度加工を実現。
2003年(平成15年) 本社を大阪市区住之江区南港北1丁目に移転し、同時に加工技術センターをオープン。
超精密部品用加工機の研究開発とあらゆる形状精度の超精密部品のテスト加工に対応すべく超仕上機20台余を稼働、高精度でより早く、より安くをモットーとした提案とテスト加工を可能にする態勢を整えた。
2004年(平成16年) スルーフィードタイプ、スフェリカルエンドの研削・超仕上盤EGL-180B型機を開発。テーパころ大端面を鍛造品よりワンパスで高速・高精度加工を実現。
また、2007年(平成19年)スケールアップしたEGL-270Z型機を開発。
2005年(平成17年) ISO14001認証を取得。
2007年(平成19年) 敷地3,432㎡増設。(総敷地6,050㎡)
2008年(平成20年) 第2テクニカルセンターを増設し、床面積1,200㎡増設。(総床面積3,487㎡)
2009年(平成21年) 携帯電話向けにTSG-455NC-RM型機を大量契約。
2011年(平成23年) 大型ボール用球単体精密加工機BL-50型機を開発。セラボールの一球加工を実現。
2013年(平成25年) ディーゼルエンジンの高圧ポンプ用コモンレール部品向けの超仕上盤を大量契約。
2014年(平成26年) 直噴ガソリンエンジン部品向けの超仕上盤を大量契約。
2017年(平成29年) 第3テクニカルセンターを床面積546.65㎡増設し(総床面積4,033㎡)、機械の組立、部品の検査の充実強化。
2018年(平成30年) 株式会社デンソー殿より2018年優秀仕入先賞を受賞。
2019年(平成31年・令和元年) 精密部品加工強化のため堺工場を設立。