球単体精密加工機

標準加工範囲:φ30 〜 φ55 mm
(φ20 〜 φ30 mm、φ55 〜 φ76.2 mm については、
特殊ツーリングが必要)

BL-50C 特許取得済

特徴

  • これまでロット生産 (多数個) で長時間加工する必要があった大径球を、粗加工から高精度な仕上加工まで一球ずつ短時間に加工する球単体精密加工機
  • 少量多品種を加工するのに高いコストパフォーマンスを発揮
  • 球の回転はサーボモータ直結型の駆動ローラに常時制御され、上面からカップ砥石が球全体に均一に当たります。(特許 No.5295307)
  • 本機は 1工程 数分 〜 十数分、3 〜 5 工程で粗加工から超仕上加工まで可能
  • セラミック球、鋼球の素球生産時に発生する帯状の凸部も、下サポート部に専用アタッチメントを取付、ローラ回転のプログラムを切り替えることで、簡単にフラッシング (帯取り) 加工が可能

加工物 セラミックボール

主仕様

1 ) 加工物
玉軸受用 鋼球、セラミック球、その他材質の球
2 ) 加工範囲
φ30 ~ φ55 mm
φ20 ~ φ30 mm、φ55 ~ φ76.2 mmについては、
テスト加工・特殊ツーリング(一部本機改造)
が必要。
3 ) 上部・下部ローラ駆動装置部
基準外径 φ200 mm
モータ ACサーボモータ
ローラ回転数 Max. 330 rpm
4 ) サポートシュー
5 ) クランプローラ
クランプ力 Max. 280 kg (0.4 MPa時)
クランプストローク 30 mm
6 ) ストンヘッド装置部
カップ砥石 回転ストンヘッド エアハイドロ加圧
砥石加圧方式 自動多段切替
砥石加圧力 Max. 314 kg (0.4 MPa時)
砥石加圧ストローク 50 mm
駆動モータ ACサーボモータ
7 ) 機械寸法
(W)1,420 ×(D)2,215 ×(H)1,780 mm
8 ) 機械重量
2,000 Kg

注)仕様は予告なく変更することがあります。

その他資料